美術が好きな人のための夏期体験講座2021
アートフォーラム高崎では専攻別にアトリエを備え、一般の方が美術大学で学ぶような環境を提供しております。作品を制作することで育まれる心の豊かさを大切に、講師陣も同じ美術を学ぶものとして真摯にアドバイスを行なっております。 この度開催する体験講座は1講座3時間から5時間という短い時間ですが、専門的な美術の端緒を体験できる特色ある講座をご用意しました。専門的な用具は特に必要ありません。初心者の方からどなたでもご参加いただけます。美術に興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にご応募ください。
詳細は資料請求フォームより『美術が好きな人のための夏期体験講座2021リーフレット』をご請求ください。(請求無料)
『美術が好きな人のための夏期体験講座2021リーフレット』講座案内PDF版はこちらから
『美術が好きな人のための夏期体験講座2021リーフレット』日時・料金表PDF版はこちらから
1.人体ヌードクロッキー
7月24日(土)
- 9:30〜12:30
- 受講料:¥3,600-
- 定員:10名
- 持ち物:クロッキー帳、デッサン用具
ヌードモデルの観察を通して「プロポーション(比率・比例)」「ム−ヴマン(動き)」「人体の構造」等をクロッキー(5分から20分の短時間で行う素描)で多角的に学んで行く授業です。
講師 : 佐野 圭亮[漆芸家‖東京芸術大学大学院漆芸修了]
2.陶芸【湯呑み茶碗ー紐作り】
7月28日(水)
- 10:00〜13:00
- 受講料:¥3,500-
- 定員:5名
- 持ち物:エプロン、雑巾
紐作りは陶芸の基本中の基本です。上達すれば、小物から大物、変わった形なども自在に作れるようになります。工程的には紐作り、土台作り、形作り、高台つけを行います。(取っ手を付けてカップにも出来ます) 作品のお渡しは一ヶ月後以降となります。
講師 : 笠原 忠[陶芸家‖文星芸術大学大学院陶芸修了]
3.岩絵具を使って花を描く
8月8日(日)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥4,500-
- 定員:10名
- 持ち物:デッサン用具、筆
鉱物(孔雀石等)を砕いて日本画の絵具として使う岩絵具をつくります。 砕いて作った岩絵具を使って色紙に花の絵を描きますが、元絵があるので初めての方でも安心して描くことができます。
講師 : 原 誠二[画家‖多摩美術大学大学院日本画修了]
4.漆芸入門ー沈金技法
8月4日(水)・8月11日(水)
【両日通しの講座です】
- 10:00〜13:00
- 受講料:¥10,000-
- 定員:5名
- 持ち物:下絵を御用意ください。ご自分で描いた図案が望ましい。 10cm×12cmに収まる程度
沈金とは漆芸技法のうちの一つで、仕上げられた漆の面に刃物で彫り込みを行い、その彫り込みに金粉を刷り込み絵を浮き上がらせるという技法です。彫り込みには沈金刀の他ニードルや場合によっては紙やすりなどを使います。漆芸の中では比較的自由度が高く、版画の製版作業に少し近い部分があるかもしれません。(両日通しの授業です)
講師 : 佐野 圭亮[漆芸家‖東京芸術大学大学院漆芸修了]
5.版画入門ー水性モノタイプ
8月12日(木)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥4,500-
- 定員:5名
- 持ち物:デッサン用具、下絵(版サイズ:14cm×18cm)
モノタイプとは一点刷りの版画を指します。今回は透明水彩絵具を使用し、加工した塩ビ板に筆で描画します。水彩絵の具が水で溶け戻る性質を利用して紙へと転写する版画技法です。描いてみたいモチーフ、下描き等を御持参ください。
講師 : 北村 真行[画家‖東京芸術大大学院油画修了]
6.シルバーポイントで描く細密画
8月22日(日)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥4,500-
- 定員:10名
- 持ち物:クロッキー帳、鉛筆、ねり消しゴム
鉛筆が生まれる前に使われていたシルバーポイント(銀筆)。かつてレオナルド・ダ・ヴィンチも使用していました。そのシルバーポイントを使って細密画を描きます。今回は小さめなボードに下地塗りをした上に、そのシルバーポイントを使って細密画を描きます。描きたいモチーフがあればご持参ください。(モチーフはこちらでも用意します・場合によっては透明水彩による着彩も可)
講師 : 水野 暁[画家‖多摩美術大学大学院油画修了]
講師
原 誠二(Hara seiji)
多摩美術大学大学院日本画専攻修了
北村 真行(Kitamura masayuki)
東京藝術大学大学院後期博士課程(油画)修了
水野 暁(Mizuno akira)
多摩美術大学大学院修士課程(油画)修了
笠原 忠(Kasahara tadashi)
文星芸術大学大学院造形研究領域陶芸専攻修了