アートフォーラム高崎校の新設クラス『写真学科』の2ヶ月体験コースがスタートを切りました。
思うに、写真はそのデジタル化に伴い、現在最も市民権の会得に成功した「表現媒体」となっています。
blogやSNSの例をあげるまでもなく、そのツールを自在に扱うことで、写真に単なる「記録装置」としてだけではない「表現装置」 としての可能性を見いだす写真愛好家は増加の一途でしょう。
本校においては、そのような「写真表現」の持つ縦幅と横幅 ─「通時性(銀塩からデジタルあるいは表現史)」と「共時性(同時代的な表現技術あるいは加工技術)」─ その広大なパースペクティヴの端緒をかいま見る楽しさを提供出来ないものかと考えています。
ささやかな施設ではありますが、各人がそのファインダー越しに見いだした「風景」を通して、各人の思いを自由に語り合えるフォーラム(広場)になれば…と思っています。
いよいよ次週(第3ターム)からは「銀塩写真」実習が始まります。Let’s retrospective!