特派員日記三日目
本日第三日目は印象派の殿堂オルセー美術館を終日見学。昨日のオランジュリーの対岸に位置する巨大美術館を心行くまで見学しました。
○Musée d’Orsay(オルセー美術館)
1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルをもとにした美術館。2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を収蔵・展示している。その中でも白眉は印象派から後期印象派までのコレクション。誰しもが美術の教科書に載っていることで目にしたことのある作品がずらりと開陳されています。他に企画展とした『Masculin / Masculin』展がやっていました。《男性的》を意味するこの展覧会には、ギリシャから今日までのいわゆるマッシヴをテーマとした作品群で構成されています。さすがお国柄というべきか…、なかの良さげな男性カップルもちやほやと。それはともかく、ヨーロッパの造形がいかに人体構造(筋肉)の探求を基に発展してきたのかがよくわかる展覧会でした。当然、集合時間までにたっぷりと珠玉の絵画を堪能しました。
○Bateaux Parisiens(セーヌ川クルーズ)
夕刻より事前にチケットをとってあった約一時間のセーヌ川クルーズを楽しみました。オルセーで使い果した足にむち打ちエッフェル塔そばの乗船場まで徒歩で移動!岸辺両岸に繰り広げられるパリの夜景を寒空のなか楽しみました。
いよいよ三日目となり見えない疲労のせいか、ホテルまでの帰路は初めてのタクシーを利用。タクシー料金は日本とさして変わらずほっとしました。クルーズの乗船場でのペットボトルミネラルウォーターの金額は約400円!と思えばかなり良心的と思われました。
いよいよ明日最終日、ルーヴル美術館。2o,ooo歩を覚悟!