田部井先生の新講座のお知らせです!

11月10日より、アートフォーラム高崎の講師・田部井勤氏による美術史の講座がスタートします。
画家である田部井勤氏が、独自の解釈で美術史を紐解きます。現存する人類最古の絵画といわれるアルタミラ洞窟壁画から始まります。
田部井先生の独自の美術史解釈、どんな視点で語られるのか?!時々お話を伺う事務の私もとても楽しみにしています。
ご都合が合えば、ぜひぜひご参加ください!

*詳細*
11月から基本的に月2回、日曜の15〜17時・2時間行なう講座です。
当日参加OK

場所はアートフォーラム高崎内のカフェArt Cafe JANIS。
参加費は各回、自家焙煎のコーヒー1杯付きで一般の方1500円。フォーラムの生徒さんは1000円です。
高崎美術学院生は聴講無料(学院生はコーヒーは付きません。)。

*駐車場の数には限りがあります。満車の場合は、近隣の有料駐車場をご利用下さい。

NHKの取材?!

取材風景

NHKの取材、取材風景
取材風景

アートフォーラムの午前の授業の後、教室にはNHK前橋放送局のキャスターNさんが来訪、油絵科のJ.N.さんの取材がありました。
J.N.さんは、長年県内を中心に自作の紙芝居をされている人気者。
私が取材風景の写真を撮りにいくと、すでに教室から生徒の皆さんが出てきて「あら!もう終わっちゃったわよ。おもしろかった〜!!!」と口々に。
直前まで紙芝居が上演されていたようでした。一足遅くてがっかりしていると、J.N.さん「いいよいいよ〜」といって紙芝居のさわりの部分をもう一度して下さいました。ノリのいいテンポで、昔懐かしい温かい雰囲気、紙芝居っていいもんですね!最後まで見たかったけど、取材中でしたので諦めました。
キャスターのNさんもやさしく感じのいい方で、突然の参加に快く対応して頂けて嬉しかったです。J.N.さん、Nさん、どうもありがとうございました!

写真左に載っているKさん、Hさんの作品も今日はじっくり楽しませて頂きました。
K さんの鮮やかな色合いと独特の勢い、Hさんの繊細・緻密な奥行きある色合いが対照的でした。
フォーラムの方々はそれぞれに個性豊かで素敵です!

事務mowa

10月の真夏日

授業風景2013-10-01
授業風景2013-10-02
授業風景2013-10-03

10月も、もう半ばに差し掛かろうとしているのに、ここ2・3日は真夏日が続いています。半袖でも暑いくらいです。たまに吹くそよ風が爽やかなので過ごしやすいとはいえ、大丈夫なのかな地球?!とちょっと心配になってしまいます。

さて、2学期の授業も早くも半ば。

今日は油絵と日本画の教室にお邪魔してみました。皆さん真剣だけど楽しそう!作品もどんどん進んできているようでした。気が早いですが、来年のフォーラム展が楽しみになりました!

と言いつつも、自分の作品は出来上がるか心配ですが・・・(@@;)

事務 mowa

講評会

12月16日(日)〜22日(土)は、アートフォーラム2学期講評週間でした。
生徒さんの、今学期の集大成となる作品が一同に並びます。


 

 

 

 

 

 

快い緊張感が、アトリエを包みます。
生徒のみなさんも、先生方の厳しくも愛情ある講評に、真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

アートフォーラム生の皆様、今年一年、大変お疲れさまでした。
新年のアートフォーラムは、2013年1月6日(日)からスタートとなります。

新しい年が、皆様にとって素晴らしいものとなりますよう、心より願っております。

本描きの前に・・・

日本画の生徒さんのパステル画。
本描きに入る前に、必ず、このようにスケッチするそうです。
花を包むふんわりとした空気感、見る人の心を和ませてくれますね。

そして、風景画も見せていただきました。
こちらもスケッチ段階とのことですが、
幾重にも重なったパステルの風合いが、とてもきれいでした。

日本画で描かれると、また違った感じになるのでしょうね。
そちらもぜひ見てみたいですね!

神秘の表情

淡彩画の生徒さん、仏像のパステル画を制作中です。
パステルとは思えない重厚感、
生徒さん曰く、顔の細部に大変ご苦労なさっているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿修羅像は、古代のインド神話では、
このやさしい面持ちからは想像できないほど荒々しい悪神だったそうです。
そして、興福寺の阿修羅像は、釈迦の教化によって守護神になった姿と言われています。

少し眉を寄せた悲しげにも見える表情の奥にも、
何か激しいものが秘められているような神秘な表情に息をのみます。

パステルを巧みに使い、仏象画に取り組む姿にも緊張感を感じました。

石膏像

デッサン科生徒さんのスケッチブックをのぞかせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

描いている紙は、生徒さんお手製のスケッチブック。
どのような仕組みになっているのか見せていただいたのですが、
カッターが入れやすいように切れ込みが施され、
とても便利に出来ていました。すばらしい!!

そして、石膏像は通常よりはミニサイズでの描写。
デッサンの描き方も生徒さんなりに工夫されていて、熱心な気持ちが伝わってきました。

では、なぜデッサンと言えば石膏像なのか?
調べてみました!

『石膏像の多くはギリシア・ローマ時代の理想美・秩序美を追求した有名な彫刻の複製。
石膏像そのもの自体が均整のとれた立派な造形物であるため、
形態の美しさを的確に学べ、そして、デッサンの形の狂いが一目でわかる。
また、石膏像は白いので、光による陰影の変化が見やすく、
形態の起伏の変化の観察に最も適している』とのことでしたが・・・

私も受験生時代、石膏デッサンにはだいぶ苦労させられたものです。(-_-;)

冬のひまわり

こんな寒い冬に、ひまわりにあえるなんて!

きっとこの一輪のひまわりに、
生徒さんの想いが込められているのでしょうね。

夏の燦々と輝く太陽の下、元気に咲くひまわりでしょうか、
それとも遅咲きのひまわりでしょうか・・・

そして、フォーラムの生徒さんは皆さん、
本当に道具を大切に使っていらっしゃいます。

皆さんが手掛けている作品はもちろん、
使用している道具たちもしっかりと主役でした。

ぜひ、見習いたいものです。

淡彩画のアトリエへ

今日は、淡彩画コースのご紹介です。
生徒さんが描いていらっしゃるのは、野山で見つけたという『スズメウリ』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スズメウリ(雀瓜)の名前の由来は、
カラスウリ(烏瓜)の果実に比べて小さいことからこの名前がついたとも、
また、果実が熟し灰白色になった容姿が雀の卵に似ているからとも言われているそうです。

私も初めての出会いですが、とってもひかえめで可愛いスズメウリ、
その愛らしく繊細な表情を、そっと画用紙に描きとめていらっしゃいました。

版画アトリエへ

銅版画制作の真っ最中に、お邪魔させていただきました。

銅は金属の中でも粘りがあり、
きめ細かい精密な細工にとても適しているんですよね。
近くで見せていただいたら、
建物の表情や情景が、とても繊細に刻み込まれていました。
フランス旅行の思い出の一場面だそうです。

 

 

 

 

 

そして、こちらが生徒さんが使っている道具たち。

 

 

 

 

 

・ニードル(線描き用)
・バニシャー(磨き用)
・ルーレット(点と平行線用)
・スクレーバー(削り用)など
丁寧に手入れがされており、大切に使っているのがよくわかりました。

どんな作品に仕上がるのか、今から楽しみです!

今日は、制作中にお邪魔させていただき、ありがとうございました。